
観葉植物を初めて育てようと思うと「難しそう」「枯らしてしまうかも」と不安で一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
実は、観葉植物は初心者でも育てやすい種類がたくさんあります。育てやすくて手入れのいらない観葉植物を選べば、簡単にグリーンライフを楽しむことも!
観葉植物を部屋に飾ると、癒しのある雰囲気にしてくれますし、みずみずしい緑色を眺めたり成長を楽しむことで、心を落ち着かせてくれるのでリラックス効果も期待できます。
とはいっても、観葉植物を育てるには手間がかかりるのも事実。忙しい毎日の中で、観葉植物のお世話の時間を取ることが難しいと感じる人も多いでしょう。気が付いたら枯れていた……なんてことも。
そこで今回は、初心者やにもおすすめの「手がかからない観葉植物の選び方」や「育てやすい観葉植物」をご紹介します。
手がかからない観葉植物の選び方4つのポイント

お部屋にいっぱい飾った観葉植物って憧れるけれど「育てるの難しそう」「お世話が大変そう」と思うかもしれませんが、実はちょっとしたコツさえ掴めば、初心者でも元気に育てることができます。
ここでは、手がかからない観葉植物の選び方のポイントを4つご紹介しますね。
1. 居心地の良い場所を見つけてあげましょう
観葉植物は、私たちと同じように生きているので、観葉植物の種類ごとに合わせた環境が必要です。
日当たりの良い場所を好む観葉植物もいれば、日陰でも元気にすくすく育つ観葉植物も。
まずは、あなたが持っている観葉植物が、どんな場所を好んでいるのか調べてみてくださいね。
日当たりが好きな植物は、窓辺に置くのがおすすめです。ただし、真夏の強い日差しは葉焼けの原因になるので、レースカーテンなどで遮光してあげましょう。
日陰を好む植物は、部屋の奥など、あまり直射日光が当たらない場所に置いてあげると良いです。
そして、窓を開けて風通しもよくしてくださいね。風通しの悪い場所に置くと虫が発生しやすくなります。
帰宅したタイミングや休日など、家にいる時は窓を開けたり、換気扇を回したりして風通しを良くしてあげると観葉植物も喜んでくれます。
2. 「土の乾き具合」を合図に水やりをしましょう
私たち人間と同じように、観葉植物にとって「水」は大切です。
しかし、与えすぎは根ぐされの原因になるので注意が必要。土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげてくださいね。
忘れてはいけないのが、受け皿に溜まった水は必ず捨てること。そのままにしておくと、カビが発生したり根くされをおこす原因にもなります。
また、水やりの回数は、植物の種類や季節によって異なります。
- 春と秋は1週間に1回程度
- 夏は2~3日に1回程度
- 冬は10日に1回程度
と言われています。
ただし、あくまでも目安なので、土の状態をよく観察して調整してくださいね。
3. 肥料は控えめにしましょう
元気に育って欲しい……という気持ちから、つい肥料を多くあげてしまいそうになったこともあるでしょう。
確かに、肥料は植物の成長を助けるために必要なものです。しかし、与えすぎると葉焼けを起こすので注意が必要。
春と秋に薄めた液体肥料を1~2ヶ月に1回程度与えましょう。
肥料の種類は、植物の種類によって異なります。観葉植物用の肥料を選ぶときは、お店の方に聞いたり、商品説明をよく読んでから使用してくださいね。
4. せん定でスッキリしてあげましょう
伸びすぎた枝葉をせん定することで、形を整えたり風通しを良くすることができます。また、せん定することで新しい芽が出てくることも。
こまめにスッキリしてあげると良いですね。
また、せん定する時期は、植物の種類によって異なります。一般的には、春と秋が適していると言われています。
せん定する際は、切れやすい物を使用して切り口は清潔に保つようにしてみてください。
初心者でも育てやすい手がかからない観葉植物おすすめ5つ

手がかからない観葉植物を選べば、育児・家事・お仕事にと忙しいあなたでもグリーンライフを楽しむことができます。
ぜひ、お気に入りの観葉植物を見つけて、癒しのある空間を作ってみましょう。
ここでは、初心者向けの手がかからない観葉植物をご紹介しますね!
サンスベリア
換装に強くて日陰でも育つため、初心者でも育てやすい観葉植物です。水やりの頻度も少なく、肥料もあまり必要ありません。
わが家では、お風呂の窓側に置いていました。
特徴 | 乾燥に強く、日陰でも育つ |
メリット | 水やりや肥料の頻度が少なく、初心者におすすめ |
デメリット | 成長が遅い |
ポトス
丈夫で育てやすいので初心者におすすめの観葉植物です。水やりの頻度も少なくで大丈夫。日陰でも育ちます。ただし、虫が発生しやすいので注意してあげてくださいね。
特徴 | 丈夫で育てやすく、初心者におすすめ |
メリット | 水やりや肥料の頻度が少なく、日陰でも育つ |
デメリット | 虫が発生しやすい |
エアプランツ
土や水なしで育てられる観葉植物です。机の上にも置けて手軽に育てられます。ただ、乾燥にはとても弱いので注意しましょう。
特徴 | 土や水なしで育てられる |
メリット | 手軽に育てられる |
デメリット | 乾燥に弱い |
パキラ
葉に斑の模様が入ってきれいな観葉植物です。インテリアとして楽しめますが、成長が早いため、こまめにせん定してあげましょ。
特徴 | 葉に斑が入った美しい観葉植物 |
メリット | インテリアとして楽しめる。 |
デメリット | 成長が早い。 |
ドラセナ
種類が多いのでインテリアに合わせやすい観葉植物です。水やりの回数も少なくて、初心者におすすめです。ただ、日当たりが悪いと茎や枝が必要以上に伸びてしまうのでこまめにチェックしてあげてくださいね。
特徴 | 種類が多く、インテリアに合わせやすい |
メリット | 水やりや肥料の頻度が少なく、初心者におすすめ。 |
デメリット | 日当たりが悪いと茎や枝が必要以上に伸びてしまう |
手がかからない観葉植物の選び方まとめ
今回は、初心者でも育てやすくて、手がかからない観葉植物を選ぶポイントや種類をご紹介しました。
- 手がかからない観葉植物の選び方ポイント
- 初心者でも育てやすい手がかからない観葉植物おすすめ5つ
忙しいからこそ、お部屋に観葉植物を置いて癒し空間を作って、日々の疲れを取りたいですね。
初心者でもグリーンライフを楽しむことができる観葉植物ばかりですので、ぜひ、あなたに合った観葉植物見つけてみてくださいね!